ブートマネージャー (BootManager)
Deskbar メニュー: | メニューにはありません。通常、インストーラーの | メニューから呼び出されます。|
場所: | /boot/system/apps/BootManager | |
設定ファイル: | 無し。 MBR のバックアップはデフォルトで ~/config/settings/bootman/ に保存されます。 |
Haiku のパーティションを GRUB のような既存のブートマネージャーに追加しない場合、ブートマネージャーはマスターブートレコード (MBR) に以下の図のような小さなブートメニューをインストールできます。
![bootmenu.png](../images/apps-images/bootmenu.png)
ブートマネージャーは、ブートメニューのインストール作業全体を案内してくれます。
インストール先ドライブの選択
![bootmanager-1.png](../images/apps-images/bootmanager-1.png)
ブートマネージャーは、起動時にインストール先ドライブの選択リストを表示します。すでにドライブにブートメニューがある場合、
そうでなければ、 を選択して続けてください。
マスターブートレコード (MBR) のバックアップ
なにか調子が悪くなった場合や、再びブートメニューを削除する場合に備えて、直ちにマスターブートレコード (MBR) が保存されます。これは明らかに重要なステップなので、たとえば以前の実験分のような、ほかの MBR バックアップをうっかり上書きしないよう確認してください。
![bootmanager-2.png](../images/apps-images/bootmanager-2.png)
![bootmanager-3.png](../images/apps-images/bootmanager-3.png)
単に、バックアップファイル "MBR" の保存先を選択するか、デフォルトのパスのままにするかです。
を押した後に、バックアップが成功したかどうかの確認が表示されます。
ブートメニューの設定
![bootmanager-4.png](../images/apps-images/bootmanager-4.png)
![bootmanager-5.png](../images/apps-images/bootmanager-5.png)
次に、インストール先ドライブ上のすべてのパーティションのリストを提示されます。チェックマークを入れることで、どの項目をブートメニューに表示するか決定します。テキストボックスで項目名を変更できます。
次いで、ポップアップメニューから、デフォルトでどのパーティションから起動するかを選択し、その下のスライダーでがデフォルトで起動までの時間を設定します。ここで、"すぐに (Immediately)" はブートメニューを完全にスキップし、"永久 (Never)" はブートメニューでストップします。タイムアウト設定は、起動時に ALT を押すことで無効にできます。
ブートメニューの書き込み
![bootmanager-6.png](../images/apps-images/bootmanager-6.png)
![bootmanager-7.png](../images/apps-images/bootmanager-7.png)
ブートメニューが MBR に書き込まれる前に、設定の概要が表示され、次に作業を中止する最後のチャンスがあります。しかし、慌てないでください。MBR のバックアップを安全に保存していれば、変更は容易に戻せます。めちゃくちゃになってしまったとしても、いつでも Haiku インストールl CD や USB ステックから立ち上げて、MBR バックアップをブートマネージャーを使って書き戻せます。